【テクニカルサービス事例集】Windows11で進化したフォトアプリについて

『Windows11で進化したフォトアプリについて』

今回は、意外と高性能になったWindowsの「フォト」アプリについての情報をお伝えしたいと思います。

このフォトアプリだけで写真や動画の一括管理ができるようになり、PC内だけではなくオンラインストレージ上に保存しての管理、閲覧、整理、共有ができるようになりました。

オンラインストレージ保存に関しては、Windowsの機能の一つでもある「OneDrive」に加えてAppleの「iCloud」も利用できるようになりました。

右上の歯車アイコンをクリックして設定を開き、「iCloud写真の表示」をオンにする。

PCに「iCloud」アプリがインストールされていない場合は、ダウンロード画面が開くのでセットアップしましょう。

Apple IDでログインすれば、「フォト」アプリ内の「iCloudフォト」に写真が表示されるようになります。

フォルダー表示の画面には、最初から「ピクチャ」フォルダーが登録されています。

「OneDrive」を利用している場合は、フォルダーがすでに表示されているはずです。

写真を別のローカルフォルダーで管理している場合は、「フォルダーの追加」から登録することも可能です。

USBメモリやUSB接続のデジカメから写真を取り込む際は、右上の「インポート」をクリックし、ドライブを選択すればパソコンに保存可能です。

今回大幅に改善されたのが画像の編集機能です。

「画像の編集」アイコンをクリックすると、編集画面に切り替わり、簡単なレタッチができます。画面下部では左右90度に回転させたり、左右・上下反転、アスペクト比の変更などができる。左右のゲージを動かすことで1度単位で傾けることも可能です。

「調整」では明るさや露出、コントラスト、シャドー、彩度などを調整できます。

「フィルター」ではクールライトやパンチ、白黒といった画像エフェクトを適用できるなど細かい設定があります。

他にも被写体を自動的に認識し、きれいに選択してからそのほかの部分にぼかしをかける機能もあります。

精度が高く、手軽に背景をぼかすことができるようになりました。ぼかし領域を追加したり削除するツールも用意されているので、このアプリだけでもかなり細かく編集できるようになっていて、他の製品をインストールして使用するといった手間も無く、かなり使い勝手が良くなっています。

現時点ではプレビュー版ということですが、現時点でも機能は有料の画像編集ソフトと比べても見劣りしないと言えますね。

今まで画像編集などは別のソフトを使っていた方が多いと思いますが、皆さんもこの機会に一度編集を「フォト」を使ってみてはいかがですか？

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