【テクニカルサービス事例集】AIでの画像生成におススメのGPUは？

『AIでの画像生成におススメのGPUは？』

今回は、AIが自動でイラストを描いてくれる、「AI画像生成」におススメのGPUについて簡単にご紹介させていただきます。

ChatGPTとは違い、画像生成にはある程度のPCスペックが要求されます。

大事なのはGPU(グラフィックボード)と呼ばれるパーツです。

GPUには大きく分けてNVIDIA社かAMD社のGPUがありますが、画像生成に使うのはNVIDIA社のGPUが向いています。

AMD社のGPUは比較的に安価で、NVIDIA社の同じ価格帯のGPUと比べてもコア数が多いなど、良いところはたくさんあるのですが、画像生成で使うStable Diffusionというアプリに最適化されておらず、VRAM(ビデオメモリ)の使用効率が悪いので、本来の力を発揮できないという事があります。

今後改善はされると思いますが、いつ最適化されるかは分かりませんので、今回の場合はNVIDIA社のGPUがお勧めです。

上記でGPUの性能が大事だと説明しましたが、その中でも最も大事なのが「VRAM」です。

VRAMは12GB以上がお勧めです。ある程度の品質で画像生成だけを行うのであれば8GBでも構いませんが、イラストをAIに学習させたり、クオリティの高い品質の高いイラストを作りたいなら12GB以上がおススメです。

これらの説明からお勧めのGPUの例をあげると、RTX3060 12GBが記事作成時の値段で約4万円程で購入でき、とりあえず画像生成を始めてみたいという方におススメです。

AIにイラストを学習させたり、クオリティや品質の高いイラストを描いてもらいたいなら、金額が倍以上の約8万円（記事作成時）になってしまいますが、RTX4060Ti 16GBがおススメです。

（※RTX3060RTX4060Tiともに8GBの物が存在するので、間違えて購入しないように、購入する前によく確認が必要です。）

金銭的に余裕のあるかたや本格的に画像生成を始めたい方は、RTX4070やRTX4080等を選ぶと良いでしょう。

これから画像生成を始めてみたい方や興味はあるけど何を選べばいいか分からないといった方々の参考になれば幸いです。

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